アフターピルといえばナイピル

ナイピルの効果について説明します。

ナイピルの効果

ナイピルはアフターピルと呼ばれる種類の医薬品で、避妊が困難な状態での性行為を行った後に服用する事によって、望まない妊娠を回避することができます。

性行為の際にコンドームなどを用いた避妊を行っていたけれども避妊に失敗してしまった時、性犯罪などに巻き込まれてしまった時にナイピルは非常に優れた効果を発揮します。

また、ナイピルは使用効果の高さだけでなく身体に対して掛かる負担の少なさ、副作用の少なさも特徴となっています。ナイピルや基となったノルレボ以外のアフターピルは身体のホルモンバランスを大幅に見だすことから副作用が起こりやすいという難点がありました。

しかしナイピルはそういった難点を解消し、身体に対して最小限の負担で優れた治療効果を発揮してくれる医薬品のため、非常に安全に私用することができます。

ナイピルは早く飲めば飲むほど効果的

ナイピルは避妊に失敗してから72時間の間に服用する事によって、高い避妊効果を発揮します。しかしこの72時間というのは効果が大幅に弱まるかどうかのボーダーとも言える時間であり、72時間以内であっても避妊に失敗してからの時間によって避妊効果の強さは変動します。

効果が最も高いのは避妊に失敗してから12時間以内のため、ナイピルを服用するのであれば避妊に失敗してから可能な限り早い段階で服用する、というのを心がけるようにしましょう。

ナイピルの時間による効果の確率

ナイピルの効果時間というのは避妊に失敗してからの時間によって変動し、避妊失敗から12時間の服用が最も避妊効果が強くなります。

具体的な避妊成功率は以下の通りです。

・避妊失敗直後から12時間以内……99.5%
・避妊失敗から12時間以上、24時間以内……98.5%
・避妊失敗から24時間以上、36時間以内……98.2%
・避妊失敗から36時間以上、48時間以内……97.4%
・避妊失敗から48時間以上、60時間以内……96.9%
・避妊失敗から61時間以上、72時間以内……95.9%

あくまでこの数字は目安ですが、72時間を超えると避妊成功率が大幅に低下していきます。

したがって、ナイピルを服用するのであれば可能な限り早いタイミングで服用するように心がけましょう。

なぜ性行為後でも避妊できるのか

ナイピルを初め、アフターピルと呼ばれる避妊薬の仕組みを簡単に説明すると、この医薬品は体内のホルモンバランスを薬によって乱すことによって避妊を行うというものになります。

体内のホルモンバランスは月経周期などによって細かく変動しますが、ナイピルを服用し体内の黄体ホルモンが擬似的に増加した状態になると、排卵のタイミングが本来よりも遅れた状態となります。

本来排卵が発生するタイミングに合わせて子宮内環境は着床しやすい状態になりますが、排卵が遅れると子宮内膜が剥がれ、着床しにくい状態となった子宮に受精卵が到達します。

そうすると受精卵は子宮内に着床しにくくなり、そのまま体外へ排出されていき、妊娠を回避できるようになります。

こういった身体の働きを乱し、ずらすのがアフターピルによる避妊の仕組みとなります。

避妊できているかの確認方法

ナイピルを服用した緊急避妊を行った後、本当に避妊に成功しているかどうかを確認する方法として消退出血の発生による判断方法があります。ナイピルを服用した場合、3日から1週間ほどで月経と比べて出血量の少ない「消退出血」というものが発生します。

消退出血は子宮内膜が剥がれる事によって発生する現象のため、ナイピルを服用した後に消退出血が発生した場合、ひとまず避妊に成功している確率が高いと判断できます。

より確実な判断方法としては、避妊に失敗してから約3週間後に妊娠検査薬を私用するという方法があります。

この際に陰性反応が出たのであれば避妊成功、陽性反応が出たのであれば妊娠の可能性が高いため、最寄りの婦人科もしくは産婦人科を受診し、診察を受けるようにしましょう。

まとめ

ナイピルは避妊に失敗した時などの緊急時に使用する事によって、高い避妊効果を発揮する緊急避妊薬です。

避妊失敗から早い段階で服用すればそれだけ高い避妊効果を得ることができ、72時間以内であれば96%以上の避妊効果を発揮してくれます。

身体に対して掛かる負担は他のアフターピルと比べて少なく、それでいて非常に優れた避妊効果があるため、避妊に失敗した際に避妊成功率を高くしたいという時には、ナイピルを使用した万が一への備えを行うようにしましょう。